屋外集会(H20年4月13日)の報告


 平成20年 4月13日(月)兵庫県加古郡稲美町、加古大池公園にて実施、参加者は写真の11名でした。
 今回は、動態評価として、GRC-9の手回し発電機(latest model)による運用、PRC-10/9によるリトランスミット実験、6m・75mバンドの電界強度計測などを行いました。

 今後もこの地で行いたいと思いますので、ふるって御参加をください。 関連企画の御提案など御座いましたらここに連絡をお願い致します。 基本は、真空管を用いた軍用無線機の動態評価および技術交流ではありますが、一人では出来ない調整のお相手を得る場に、入手困難部品の情報収集の場に、何かしら軍用に係わるリストア品・自作品のお披露目の場に、と色々と活用を戴ければ幸いです。



 参加の皆様、敬称は略

後列左より、松下(JK3AXK)、田中(JH3SEC)、西尾(JA3IFV)、平野(JH4TYE)、
井上(JO3LAV)、渡辺(JA3HWE)、宮当(JA3FTU)
前列左より、宮田(JO4BCI)、古谷(JA3DMO)、寺西(JH3FJA)、油井(JA3HPJ)

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 JA3FTU局のGRC-9は、受信用電池BA-48同等自作品(FM-85の上にある横長の箱)+手回し発電機(GN-58)による構成と、24V電源駆動による自作DC/DCコンバーター(FM-85の背中にある縦長のケース)の構成の2つを運用、前者手回し発電機による構成では送信前に適度に予測して発電機を廻し始めても十分実用になりました。
 (なお、左に見える機材はRT-427/ARC-39、3530Kcや3800Kcがプリセット)


 JH4TYE局がお持ちくださった機材、左端がGRC-9の先祖にあたるBC-1306、レンジの下端近くになりますが3800Kcでの運用ができます。

 GRC-9をお持ちの方は沢山おられると思います。 毎回の開催において電源および電源ケーブル類は用意していますので、この場を利用され是非とも稼動をしてみてください。


 JA3DMO局は、写真右にある MBFの6mAM機化品のお披露目 と、写真左のVHF用・HF用の電界強度計をお持ち戴き、電界強度計測サービスをされました。 MBFはUS NAVYの軍用機ではありますがコリンズ党の方も余り知っておられない機種ですが、旨くレストアされ良好な音質でした。
   参考 : MBF-1 transceiver schematic p.1,p.2

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 JO4BCI局は、多数お持ちの自衛隊機材より、6m・10mバンドをカバーする自衛隊機をお持ち戴きました。

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 JA3HWE局は、写真左 BC-611と 写真右 RT-77(GRC-9)の自作ミニチュアモデルをお持ち戴きました。いずれも内部は半導体回路でAM機としてFBに動作していました。
 大池の南北の堤間は1Kmの水面上空間があり 短距離の通信実験の環境として、また、 数Kmの中距離に何地点もの動態評価に適した地点 もありますので、色々なテーマで御集まり下さい。

ご覧を戴きありがとうございました。


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