屋外集会(H20年7月19,20日)の報告

 平成20年 7月19,20日 兵庫県加古郡稲美町、加古大池公園にて実施、参加者は10名でした。 今回は、ただただ暑くAM変調のM抜け中心によるマンマンコミュニケーションが主体でしたが、WWU時代のTCSとMAB、BC-611との動態評価などが行われました。

参加の皆様、敬称は略
 宮田(JO4BCI)、井上(JO3LAV)
 渡辺(JA3HWE)、古谷(JA3DMO)
 宮当(JA3FTU)、齋藤(JO3KXB)
 寺西(JH3FJA)、下司さん
 大内さん、 鳴海さん

 今後もこの地で行いたいと思いますので、ふるって御参加をください。  関連企画の御提案なども御座いましたらここに連絡をお願い致します。
 基本は、真空管を用いた軍用無線機の動態評価および技術交流ではありますが、一人では出来ない調整のお相手を得る場に、入手困難部品の情報収集に、何かしら軍用に係わるリストア品・自作品のお披露目の場に、と色々と活用を戴ければ幸いです。 遠慮なく参加ください。


 TCS のフルセット。右上が送信機、右下が受信機、左下部が電源ユニット、円筒状はダイナモータ。左上部左はリモートコントロールユニット、マイクとスピーカをエクステンション可。左上部右はアンテナチューニングユニット(外置き付加ローディングコイル)です。1.5〜12Mc、AM10W、CW25W、プレートスクリーン同時変調。良い音してました。

 上の写真でも見えているタグの拡大です。 1943年4月10日、65年前の品です。
TCSは80m、75mバンドにおいてSSB局相手に十分に実用になります。  受信部は、常時AMモード状態でSSB局(お相手)のモガモガに合わせる。 送信部は、常時MO TEST(VFOは常時発振)の状態とし送信VFOでキャリアー注入する格好でSSBを復調します。 60年代初頭のA3運用の”キャリブレ”の状態です。
モガモガ音での相手局の復調が上手く出来ている限り、周波数のズレは問題無く、そのままPTTを握り送信すれば、LSBでもUSBでも(当然AMでも)受信して貰えます。
”S9+メーター張り付いたまま”のレポートをもらえる可能性有ります。Hi


 
 上記TCSと夜間パトロールのハンディートーキー部隊の闇夜の3800Kc動態実験中。

左JA3FTU局、手には BC-611 。
右JH3FJA局、首には MAB 、左手にはMABアンテナ。
蚊もおらず夜もFBな大池周辺でした。

 
JO4BCI局は、今回も自衛隊機材をお持ち戴きました。

 N1に接続された魅力的な自作電池箱、1040発QSO出来そうです。
この電池箱の大版写真
 
話題のメインは電波伝播の今昔、昔は簡単な機械でももっと良く飛んだなー・・・。




 
 JA3HWE局は、もどきシリーズ第3弾となる R-392 レシーバの自作ミニチュアモデルをお持ち戴きました。メカカウンタダイアルの代わりにデジタル液晶表示でFBに動作していました。  



 大池の南北の堤間は1Kmの水面上空間があり 短距離の通信実験の環境として、また、 数Kmの中距離に何地点もの動態評価に適した地点 もありますので、色々なテーマで御集まり下さい。

ご覧を戴きありがとうございました。


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