最新改定 2004-Aug-24
JA3DMO製作のIFモジュール試験接続器
 JA3DMO局が2003年6月に製作されましたIFもジュールチェッカーの紹介です。 7ピンMT管ソケット3個と僅かの部品で製作できる非常にシンプルなものです。以下解説文はJA3DMO局の当該MLメールです。( 2004-Aug-24 JH3FJA )
IFモジュール試験接続器全体外観
From:JA3DMO
Date:2003年6月28日
Subject:IFモジュールの試験接続器ができました

JA3ANF局のHPにあるIFモジュールチエッカーの回路をヒントにIFモジュールの試験接続器を製作しました。
Pテン(PRC-10)、テンA(PRC-10A)、Cテン(PRC-510)、いずれのIFモジュールもDISCモジュール(ディスクリミネータ)も試験ができます。 とことん贅肉を取り除き、入力段、被試験段、検波段の3段構成です。 発振器も指示器も電源もありません。パーツは、MT7ピン・ソケット3個だけですので、シャーシ寸法は、幅8cm、高さ4cm、奥行3センチと小さくまとめました。
IFモジュール試験接続器3個のソケットを観る
 DISCモジュールを試験する場合は、検波段のIFモジュールを被試験段に移し、検波段に被試験DISCモジュールを挿入します。 JN3QZX局からご指摘があった入力段と検波段のモジュール改造は、やっていません。オリジナルのままでもOKでした。ただし、4300Kcにチューンしました。 JH3FJA局の発表は大変参考になりました。おかげで、検波段のプレートは無給電とし、DISC試験段を兼ねるヒントになりました。 ソケット1個の節約ができました。 DISC試験の検証として、何本かのヌル点を確認したところ実装状態と同じ結果が得られました。
IFモジュール試験接続器外部接続を観る
IFA試験(増幅度の計測)は、絶対値は分りませんが、増幅度の比較測定、帯域特性測定、減圧試験が容易にできます。 何本かのモジュールを試験したところ、IFA、DISCともに中心周波数が5〜10Kc高い方にずれていました。特にDISCの方がずれが大きく、中には15Kcもずれていました。

DMO局作成回路図(pdf,84KB)

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